今日は朝から雲仙市の県南家畜市場を視察し、畜産農家の皆さんから話しを伺いました。 長引く物価高により、飼料代の高騰が続き、子牛を仕入れる肥育農家の買い値が下がり続けています。
厳しい現状を伺いながら、様々な課題が整理され、今、現場に求められる有効な支援策は何なのか?農家の皆さんと一緒に考えることができました。
ある農家さんから
「山田さんのように、現場に足を運び、自分たちの話しを聞いてくれる政治家が必要だ」
と言って頂き、身が引き締まる思いがしました。
畜産農家の皆さんは、規模拡大を推奨してきた国の政策に翻弄されて来ました。国内に頭数が増えすぎて、需給バランスが崩れ、販売価格が上がらない。一方、物価高で生産コストは上がる。この業界全体の恒常的な赤字は、お一人お一人の経営努力ではどうにもなりません。
こういう時こそ、政治の力が求められています。 暗くて長い出口の見えないトンネルから一刻も早く脱出し、希望の光が見えるような前向きなメッセージが必要です。
答えは現場にある! 農林水産省に切実な現場の声を届け、制度の改善や追加の予算措置を強く訴えていきます。
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