YouTube「山田カッチャンネル」を更新しました。
麺やパンなどの食品表示で「小麦粉(国内製造)」という表示がされてます。
皆さんも見覚えないでしょうか?
多くの消費者は、国産小麦が使用された小麦粉だと誤解しています。
実際は、生産地でなく製造地の表示であり、この表示のほとんが外国産の輸入小麦を国内の工場で製造した小麦粉です。
消費者は原料である小麦がどこで生産されたのか、国産か外国産かを知りたいのであって、どこで製造されたのかを知りたいわけではありません。
お隣の韓国では、加工食品の上位3位の原料まで、原料原産地の表示が徹底されています。
なぜ、消費者が求める原料の生産地表示でなく製造地表示になっているのでしょうか?
多くの消費者は、できれば国産原料の食品を食べたいと願っています。
そして、消費者だけでなく生産者も生産地表示を求めています。
JA全農は自主基準を設けて、韓国のような加工食品の原料生産地表示を実践しています。なぜ、手間がかかる表示を行うのか?
それは、国産の農産物が選ばれるからです。
消費者庁は、製造地でなく生産地表示に改められると、多くの国民が積極的に国産原料を選択することになり、我が国の食料自給率が向上することをすでに認めています。
食料安全保障の原料原産地表示制度は、生産地表示へ改めるべきではないでしょうか?
残念ながら自見大臣は、官僚の答弁書を読み上げるだけで、自分の言葉では語られませんでした。
業界団体の声ばかりを聞くのでなく、消費者の声を聞く消費者庁であるべきです。
引き続き、国会で追求していきます。
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