10/31、国内外で活動する大学生の団体が「核兵器禁止条約」への参加を求め、外務省へ署名を提出しました。
その報告に、広島出身の大内由紀子さんと長崎出身の神浦はるさんが私の国会事務所に来てくれました。
若い人たちの行動力は素晴らしい! 当初、3万筆を目標にしていた署名は4万3000人を超えました。
昨年のウィーンでの核兵器禁止条約第1回締約国会議に引き続き、11月のニューヨークでの第2回開催も現地へ行かれるそうです。
その現地での貴重な声を頂戴しました。
核兵器廃絶を求める市民社会から
「なぜ、日本は入らないのか?」
と言う声が、日本から来た彼女たちへ多数寄せられたそうです。
唯一の戦争被爆国として、日本には核兵器廃絶をリードする役割が国際的に期待されています。
私たち立憲民主党は、国会で何度も条約参加を政府へ訴えていますが、核兵器国が1カ国も参加していないことなどを理由に参加しようとしません。
日本と同じように安全保障上、核保有国の核の傘にあるドイツのような複数の国々がオブザーバーとして、すでに参加しています。
日本もせめて、オブザーバー参加すべきではないでしょうか?
そして、日本の立場や考えを国際社会へ発信すべきです。
彼女たちは言います。 「核兵器禁止条約は、核兵器なき世界をつくるための出口ではなく入口である」 核兵器は、明確な人権問題であり、安全保障上の理由で肯定されるべきではありません。
原爆の非人道性を真に訴えられる唯一の国が日本です。
未来永劫、長崎が最後の被爆地であり続けるために、私たちは何ができるのか?
彼女たちから学ばせてもらいました。
若者の勇気ある行動がメディアにも取り上げられています。
https://www3.nhk.or.jp/.../20231031/k10014243251000.html
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