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畜産動物のアニマルウェルフェア向上を

山田勝彦

私の国会事務所へ元衆議院議員の堀越啓仁さんが来られました。

今は「NPO法人アニマルライツセンター」のアドバイザーを務められています。

堀越さんは、国会議員時代に誰よりもアニマルウェルフェア(動物福祉)の取り組みを政府へ訴えておられました。


アニマルウェルフェアとは、「動物が意識や感覚がある存在であることを理解し、たとえ短い一生であっても、動物の生態・欲求を妨げることのない環境で、適正に扱うこと」です。


日本は世界に比べ、このアニマルウェルフェアが遅れています。

世界中で動物保護活動を行う世界動物保護協会(WAP)が発表した「2020年の動物保護指数ランキング」で、日本は最低ランクのGです。


原因は明らかに法整備の遅れです。

7年前、福祉や農業を学びにスイスに行った際、畜産動物を放し飼いにすることが法律で定められていることを知りました。

実際、各国の平飼いなどのケージフリー卵の割合比較は、スイス100%、EU60.3%、アメリカ38.2%、韓国7.3%、日本は最低レベルの1.13%です。


私はスイスから帰国後、地元長崎県佐世保市の大自然の中で、放し飼いの養鶏を始めました。

700人以上いる国会議員の中で、動物福祉を実践している人は数少ないと思います。


これから国会で、アニマルライツセンターからのご提言内容も含め、現場の想いを込めながら日本における畜産動物のアニマルウェルフェア向上を訴えます。


NPO法人アニマルライツセンター


やまびこ農苑 えぼし姫






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